2009年05月01日
教えてえラい人 "ハイビジョン用メディア?"
お久しぶりのこのコーナー。
今日は直接このコーナー宛てではないですが、題材としてよいものだったので使用させていただきました。JE4URNさんからのお問い合わせ (o ̄∇ ̄)/
ネット仲間から聞き、初級のクイズに参加致しました。
その中で、回答に疑問を感じた問題があります。
『BDは唯一、ハイビジョン用に設計された光ディスクである』
この回答は『○』が正解のようですが、業務用でXDCAM(BDとは非互換)があるのではないでしょうか?。
XDCAMもハイビジョン記録を見込んでの光ディスクだと思います。
ですので回答は『×』ではないでしょうか?。
はい。
大変詳しい方のようで、このあたりに突っ込んでくる方がいるとは思っていませんでした (汗
さて、今回はソニーのXDCAMの設計課長のMさんに登場していただきます。
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ABI:今回このような質問をされたのですが、つまるところどんなところでしょう?(ぁ
Mさん:そうですね。 XDCAMは、BDの技術をベースにしていますが、規格としてはBDのVer1.0の前に枝分かれをした「プロフェッショナル ディスク」というBDとは別のフォーマットです。
すなわち、XDCAMは「HD記録用に開発されたフォーマット」ではなく放送業務用に開発されたフォーマットという事になります。
ABI:ちなみに記録はハイビジョン記録ではないのですか?
Mさん:XDCAMの最初のモデルはSDモデルです。(2004年)
その後
HD420(2006年)
HD422(2008年)
のハイビジョン対応モデルを出しています。
ABI:そうすると、SD記録媒体として青色メディアを使用されていたということですね?
Mさん:そういう事になります。用途に応じて使い分けてご使用されています。
HD420のモデルもHD422モデルもSD記録に対応をしていますよ。
ABI:なるほど。 放送用の機器でもブルーレーザーが活躍していたんですね。。 Mさん。ありがとうございました。
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というわけで、、
XDCAM自体はハイビジョン用フォーマットではなく、業務用放送機器用としてのフォーマットとして現在も大活躍しているものでした (ノゝ∀・)~キラッ☆
なお、みなさんご存知だと思いますが、現在は撤退されましたHD DVDフォーマットはハイビジョン用に設計されたディスクですし、中国ではCBHDというフォーマットがハイビジョン用として存在しています。
この問題は初心者用として(初級ですから)、日本で現在考えられるものを前提にしておりますので、ご了承いただればと思います。
ちなみに、、
例の放送で流れた第一問。ちょっと不親切でしたね
#1層なら書け きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
ごめんちゃいm( __ __ )m
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ABI
2009年03月06日
教えてえラい人 "BD作るのって大変??"
久々のこのコーナー。
いや、、 皆様から頂いた内容をいろいろと聞いているのですが、なかなか表に出せない回答なんかもありまして ヽ(´~`;
さて、今回取り上げさせていただいたものは、すっかり常連の御熊様さんからのご質問!
相変わらず、鋭いところを付いていますよね。。。(;^_^A
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ABIさんこんばんわ!
とあるアニメ番組のネットラジオを聴いていたら、
「この作品はブルーレイにはならないんですか?」
という質問にプロデューサーの方が答えていました。
曰く、
「ロサンゼルスにあるBlu-rayフォーラムに申請を出さなきゃいけない」
「そのやりとりは英語でしなきゃいけない」
「コピーガードや刻印(ROMマーク?)の申請に費用や時間がかかる」
「その費用はドル建てだったりフラン建てだったりする」
など、比較的ネガティブな表現が連呼されておりました。
"Blu-rayフォーラム"などという謎の組織の存在はともかく(苦笑)、この発言から、アニメファンの間では「こんな面倒なシステムだったらブルーレイでアニメを出す会社がなくなるんじゃねーの?」という意見も出ております。答えられる範囲で結構なので、真相を教えてください。よろしくお願いします。
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はい。
今回は、ソニー(株)のAACS関連窓口の美人担当者 Tさんにお答えいただきました。
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●ディスクを発売するためにはLAに申請を出す?これは何のため?
→LAというのはLicense Administratorと思われます(AACSの)。
質問の当事者がContent Provider様であれば、AACS CPA(Content Provider AgreementもしくはContent Participant Agreement)をAACS LAと契約する必要があります。また、オーサリング時にはAACSのManaged Copyに対応するためのISANコードも必要になりますが、ISANは代理店が自由に選べるので、
http://www.isan.org/portal/page?_pageid=168,1&_dad=portal&_schema=PORTAL
←ここからお好きな代理店を一つ選んでいただき、直接契約して頂く必要があります。
手続き等の詳細については例えば、ソニーPCL(株)などがよく知っています。
なるほど。
直接行うと結構大変なのは事実ですね・・・
代理でDVDをオーサリングしているような会社に代行してもらうことで解決できるんだ。。 o(^◇^)o
●英語だけ?
→そうです。
PCL/SMCでオーサリングもしくはプレスするなら手続きに際して手続きマニュアルの様な参考資料をお渡しすることは出来ます。
AACSのことだけであれば私からもサポートできますよ。
これは英語ができないと基本的には契約できないのか。。(T△T)
Tさんにサポートしてもらいたい! (マテ
さりげなく関連会社のPRもヽ( ´ー`)ノ
●AACSとROMマークの申請に費用や時間がかかる?
→契約手続きは費用支払が発生するので、各社の決済や海外送金のリードタイムによっても変わってきますが、通常でしたら、契約書をダウンロード→2部コピーして記入したものをクーリエで送付→Invoiceが届く→支払→AACSで入金確認後IDが発行されるという流れでMin 3週間はみた方がいいです。
ROM-Markはまず3Cのどこか(実質パナソニックかソニー)に問い合わせてから手続き始まりますが、契約書含め全ての情報がConfidentialなので各窓口で確認して頂く必要があります。
なるほど。。
こちらも大変なのは事実のようですね。
ただし、DVDのようにスタンプを実際に行う会社が契約を行えばいいので、コンテンツを持っていてブルーレイディスクを発売したいと思っている会社さんは、今までご紹介している、キューテックさんや、Imagicaさんのような会社に依頼すれば作れちゃうんですねo(^-^o)o(^-^)o(o^-^)o
●その費用はドルorフラン??
→どの費用かにもよりますが、ROM-MarkやAACSはUS$です。ISANは代理店によるので定かではありません。
基本はドルのようですね。
円以外はどれでも同じだぁ~ (;>ω<)/
手順は非常に複雑で難しいので、手続きマニュアルを作成して各オーサリングスタジオ(PCL・SMC)には渡してあります。
他社オーサリングスタジオにも説明に行ってるので、大体どこでもサポートしてくれるはずです。
なるほど。
Tさん。 ありがとうございました
ということで、結論は、「オーサリングスタジオに任せろ!」ってとこでしょうか(汗
ブルーレイディスクに参入を考えているコンテンツメーカーさんは、お近くのDVDオーサリングをやられているオーサリングスタジオさんに打診をしてみてくださいね。
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このコーナーでは、BDに関わる他では聞けない質問を募集しています。
BDAメンバーだから答えられる。そんな質問を突撃で聞いてきます!!
質問などは以下まで
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ABI
2008年11月18日
教えてえラい人 VAIO Click to Disc Editor編
このコーナー。 いくつかの質問をいただいているのですが、なかなか答えづらいものが多く、記事化を悩ませることが多いのですが、ごり押しをして何とか答えをもらって公開したいと思っています。
今回の質問も苦戦の内容ですが、何とか情報をいただけました!
こんにちは。某社の営業をしているものです。
ブルーレイに関わる仕事をしているのに自分の手元にブルーレイがないのはどうかと思い、SonyさんのFW50というパソコンを購入しました。さっそくブルーレイディスクを焼いてみようとClick to Disc Editorというアプリケーションを使って手持ちのパナソニックのSD7という機種から取り込んで作成しようとすると、ディスクを作成するまでに24時間以上かかってしまいました。
こんなにブルーレイのディスクを作るのに時間がかかるというのはブルーレイというフォーマットを手軽に扱ってもらうことに対して大きな弊害になるような気がするのですが、これが標準なのでしょうか?
はい。専門家でない私が言うのもなんですが、私の環境では1時間とかで作成できますね。。
何が原因なのか? SonyさんのVAIOのアプリケーション開発部隊に突撃取材をしてみました。
今回のお話にお付き合いしていただくのは、「カメラを繋いで"ワンクリック"で見栄えの良いブルーレイディスクが作れる」 Sony VAIO専用アプリケーション Click to Disc Editor開発者のOさんとAさん。
ABI:こんにちは。
Oさん Aさん:こんにちは。 本日はお手柔らかに(笑)
ABI:さて。 さっそくですが、ユーザーさんからこんなメールをいただきました。これってどうして起きているんでしょうか?
Oさん:うーん。 答えづらいこと聞きますね~(汗
ABI:大丈夫! 匿名ですから! (・∀・)イイヨイイヨー
Oさん:そっか。 匿名ならいいか。
ABI: ( ̄ー ̄)ニヤリッ
Oさん:これはAVCHDのストリームが再エンコードになっているものと思われます。
このアプリケーションの下回りではオーサリングの際に AVCHD(MPEG2 TS) → AVC(Video Elementary) 変換を行なうのですが、その際に再エンコードがかかっているため、実時間の数倍の時間がかかっているのではないでしょうか?
ABI:え?? これって普通こんなに時間がかかるものなんですか??
Aさん:違いますよ。。 ソニー製のカメラではこの現象は起きません。短いものなら1時間とかでできます。
ABI:ま、まさか・・・ 囲い込(ry (・A・)イクナイ!!
Aさん:いえいえ。 そうしたいのも山々ですが(笑) 実はブルーレイのアプリケーションを作る際には、BDA公認のアプリケーションのテストを受けなければいけないんです。このテストは、ディスクに記録した映像ストリームも確認しています。カメラの映像をそのままディスクに記録する場合は、カメラの映像もちゃんと保証しないといけないのです。
ABI:それと、今回の件は何が関わっているんですか?
Oさん:それはですね。ソニーのAVCHDのカメラは映像の記録方式を細かいところまで我々に公開してもらっています。そのためブルーレイのテストを必ずパスできるディスクを作れることが分かっているので、直接変換なしで編集しているんです。ところが他社さんのカメラは例えばブルーレイ規格に沿っていない記録方式(例えばFULL HDでも1920x1080 60i以外)をとっていたり、規格に沿っていてもストリームに独自のクセがあったりと、わからない部分があるため、一度AVCHD方式をほどいて、我々が再生を保証できるAVCストリームに作り直しているんです。そして、AVCのコーデックは現在のPCでは大変負荷が高く、再エンコードには膨大な時間がかかってしまうのが実情なんです。
ABI:なるほど。。。 ってことは、テストを気にしなければ時間も短くなるんですね?
Oさん Aさん: 笑 やっちゃえば、やれなくはないですね。
ABI:キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
Oさん:とはいえ、再生できなくなるディスクができてしまうリスクがありますので、ユーザーさんにはメリットがあるとは言いにくいですね。
ABI:ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
ABI:現実的なところ、例えば他社のビデオカメラと話し合いをして、ブルーレイフォーマットに問題のない形式であることを保証してもらったりできれば、他の会社のカメラでも短時間で編集ができるようになるということですよね?
Oさん:はい。その通りです。
ABI:困っている人がきっとたくさんいるでしょうし、ブルーレイフォーマットの推進のためにも話ができる場を用意したいですね。うまくいったら声掛けるんで、ぜひ対応の検討をお願いしますね。
Oさん Aさん:その時はぜひ!
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Oさん、Aさん 本日はありがとうございました。
ブルーレイフォーマットというちょっと難しい業界の図が見え隠れしましたが、一般ユーザーの視点に立てば、とんでもなく時間がかかるのはやっぱり嫌なものです。
このブログがきっかけで、改善のネタになったらいいなぁ~と思うのでさっそくコネクションを使って話をしてみたいと思います。
ABI
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2008年10月24日
新コーナー:教えてえラい人
新コーナー。 "教えてえラい人"
完全不定期に、ユーザーさんの質問や相談に対して、BDAメンバーの方に直撃して答えてもらっちゃおう!というコーナーです。
さっそくたくさんの方から質問、相談などをいただいていますが、軽めのご質問からスタートしたいと思います。 質問主はMandomさん。ゲームかなーのサイトの管理人さんでもあり、当初からランキング上位にいらっしゃる方です。
BD関連の質問や相談等を募集されているとのことで、
私自身が最近切迫している状況を報告いたします。
私がBDレコーダを購入したのは昨年の秋になります。
その間にPC用のBD-Rドライブを購入した事もあり、
1年間の使用ではありますが作成したBD-Rは100枚近くになりました。
そこで問題になってくるのはBD-Rの保管方法です。
最近ではスピンドルタイプのBD-Rも発売されていますが、
保管するときはスリムタイプのプラケースを使用しています。
DVDの頃は不織布タイプのファイルケースを使っていましたが、エレコム等のメーカーに問い合わせしたところ「お勧めしない」との回答をいただきました。
容量や使い勝手を考えるとBD-R(RE)に不満はなく、今後も記録済みBDの枚数は増える一方でしょう。
BD-Rのベストな保管方法について調査していただければ幸いです。
なるほど。
こんな悩みを持っている方がだんだんと増えているのではないのかな?と思っています。
え? 私?? ・・・ 会社の机には数百枚ありますが、何か?
さて、そこでBDAのメディアといえばアドバンスの問題を思い出すと。。
初めてメディア業界でBDAに加入した会社は??
そう。 BDAの頭脳プレイヤーでもありムードメーカーのTDKのTさんに質問してみました。
#一応会社としてではなく、BDAの1メンバーとしての答えということでご了承ください。
<回答>
5mm又は10mmのジュエルケースにいれて立てて保管するのが基本です。
高温多湿に保管しない。室温保管が原則です。熱い車内も論外です。
ディスクをそるようなことはしないことです。斜めに立てかけたり、無理な力をディスクにかけないことです。
傷などは、論外なので、はぶきます。
直射日光も避けたほうがよいのですが、CD-RやDVD-RやBDのLTHタイプ(これらは有機タイプ)と違い、無機タイプのBD-R/REは直射日光での経年変化計測不可能なほど強固になっております。直射日光はあまり心配する必要はありません。繰り返しますが無機タイプにあてはまる内容です。またこれらは記録面に関してであり、インクジェットプンタブル対応メディアに綺麗にプリンターで印刷し、その印刷品質を保つには、直射日光はあてないほうが賢明です。(通常のプリンターで写真をプリントアウトすると同様と考えてください)
不織布スリーブに20枚程度のケースに収容する方法は、長年の保管でディスクがそる可能性が0ではないため、積極的にはおすすめできません。スペースに余裕があるのであれば、10mmジュエルケースのほうがよいです。ただし短期であればスピンドルタイプや不織布スリーブでも問題ありません。(それでなければ商品化しません。多数のストレステストを行い問題ないことを確認済です)
高温多湿/反らさないを基準に考えていただければ、そんなに神経質になる必要がないのが光ディスクのよいところです。HDDやメモリーのように、日常生活での静電気でおかしくなるようなことはディスクにはありません。帯電してほこりをすいますので、綺麗にふきとれば問題なく使用できると思います。ディスクにとってよい環境とは人間にとっても同じです。高温多湿、そる、傷、ほこり、直射日光。その場にながくいるのは苦痛ですよね。ディスクにとっても同じですので、ストレスフリーにしてあげるのが基本です。
光ディスクは、日本発祥の技術が多数集積されたすばらしいデバイスです。BDは、その光ディスク技術の最先端であり最高峰のものです。CD/DVDの経験をいかしてBDは完成されております。どうか、これからも光ディスクで、充実したデジタルライフをお楽しみください。
ご回答ありがとうございました。
なるほどね~ プラスチックのケースみたいなのに保存しておいたほうがやっぱりいいんですね。。BDメディアも安くなってきましたがまだ数百円のレベルですし、せっかくの高画質をきちんと保存するためにも、ちょっと気を使って保管するべきなんですね。。
わっちの机は間違っておらぬ (謎
ABI
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